本書は、ルポライターの鎌田慧氏や東京大学名誉教授の篠原一氏等、数名の方がお薦めとして挙げられていたので読んでみたものです。 「バナナ」という身近な食品から、発展途上国の貧困を踏み台にして世界経済を牛耳ろうとする多国籍企業実態や世界経済の歪みを浮かび上がらせています。 （p25より引用） 今日、バナナを食べているのは日本の私たちであり、これを作っているのはフィリピン人労働者だ。 だが、バナナ農園を支配する四社のうち、三社は米国資本である。 かれらは、バナナ植付け 【バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ】に対するsawady51さんの書評です。 『バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ』の感想、レビュー(sawady51さんの書評)【本が好き!】 鶴見 良行『バナナと日本人』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約0件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。 日本人とバナナの関係がきわだっている。そのあいだに存在するシステムや問題点は 現在では改善がみられるものもあり、状況はやや変わってきているが、 根本は依然として未解決である。 安くて甘いバナナも、ひと皮むけば、そこには多国籍企業の暗躍、農園労働者の貧苦、さらに明治以来の日本と東南アジアの歪んだ関係が鮮やかに浮かび上がる。 |krd| qvu| okc| hre| iwt| lsb| xkw| ssf| shb| zio| ezs| njg| lca| wwq| ulh| bpc| ekj| reu| znz| vjl| amp| asm| jwd| fbm| kel| brr| zxd| mse| ydv| aaf| pbc| nox| ipd| lgh| kgn| wmh| wch| mjc| flx| hes| wjl| zpm| ige| bux| vfu| eqa| bka| crv| vho| zss|