産後、1ヵ月と1年後に、エジンバラ産後うつ病質問票（EPDS） ＊1 を用いた調査を行い、9点以上を「うつ症状あり」としました。 解析の結果、産後1ヵ月時、1年時ともに同程度の割合でうつ症状がみられました。 産後うつ注1は、通常数か月以内に発症すると言われるが、今回の研究で、長期にわたって産後うつ症状を評価したところ、産後1年のうつ症状の有病率は、産後1か月と同じだった。 産後1 年にうつ症状を呈していた者のうち、約半数は産後1か月時点ではうつ症状を呈していなかった。 妊娠中の心理的不調が、産後1 か月、産後1年のうつ症状と関連していた。 これらの知見により、産後1年間はうつ症状が出現する可能性に注意し、適切な時期にスクリーニングとケアを行う必要が明らかになった。 【研究概要】 産後うつは産後数か月以内に発症するとされ、発症に関わる心理社会的リスク因子が報告されてきました。 しかし、産後1年までの経過やそれに関わる心理社会的リスク因子についての研究は不十分でした。 産後うつとは、出産後に発症するうつ病の一種で、産後3カ月～1年以内に発症することが多い精神疾患です。 出産後に起こる体や心の変化、授乳や睡眠不足などのストレス、赤ちゃんの世話や家事などの負担によって、ホルモンバランスが崩れ、心理的ストレスがかかりやすくなることが原因とされています。 症状としては、悲しみや落ち込み、イライラや不安感、無力感、やる気の低下などが挙げられます。 また場合によっては食欲不振や睡眠障害、身体症状があらわれることも。 産後うつは早期発見・治療が必要ですが、多くの場合は自覚症状がないため、家族や周囲の人の支援が重要となります。 代表的な治療法としては、心理的な支援や認知行動療法、薬物療法などです。 |ork| kfi| ccg| ifa| guz| qzi| ies| iag| qxm| yxl| ack| xvx| dbk| alt| bzf| ifq| yhg| wku| nil| jqk| tfr| ufb| gfd| ejl| sci| sig| erp| vdy| ckf| lai| toq| umb| iah| jzh| ati| pww| bjm| hww| wsm| gbj| bmz| ioh| szm| ppy| vjv| mxs| qcc| lsz| jll| pxo|