女医が教える、怒ったときに出るホルモン(2)~コルチゾール~

コルチゾール 値

コルチゾールは、筋肉や脂肪などに働きかけ、このインスリンと拮抗するため、血中のコルチゾールが増えると血糖値が上がります。 顔がふっくらと丸みを帯びる、下腹部が膨らむ、手足の筋肉が衰えるなどが起こります。 ストレスによって太ってしまうのも、コルチゾール過剰が一因 です。 コルチゾールが低いとどうなる? コルチゾールは血中でほとんどがcorticosteroid binding globulin (CBG)、その他の蛋白と結合しており、5~10%が遊離型である。 血中コルチゾールは肝、腎で代謝を受け、大部分はグルクロン酸抱合物あるいは硫酸塩として尿中に排出され、17-OHCS、17-KGSとして測定される。 また、一部は遊離型としても尿中に排出される。 血中コルチゾールの測定は、副腎皮質機能異常が疑われる場合に行う。 血中コルチゾール濃度はACTHにより調節されているため、同時にACTHを測定することが重要である。 尿中遊離コルチゾールの測定も副腎皮質機能を評価する目的で行うが、24時間蓄尿を行い測定することにより、コルチゾールの1日の分泌量を評価できる利点がある。 異常値を示す疾患 コルチゾールの基準値 2.5~15.5μg/dl クッシング症候群などで高値に コルチゾールは、副腎(ふくじん)皮質から分泌されるステロイドホルモンの一種で、基礎代謝の維持、糖新生・グリコーゲン増加、脂肪合成抑制・貯蔵脂肪の肝臓への移動など、糖と脂肪代謝の調節を行っています。 また、抗炎症作用、抗アレルギー作用など生体にとって不可欠な役割を担っています。 コルチゾールが高値になると、満月様顔貌(がんぼう)(ムーンフェイス)といわれるように顔が肥満したり、胴体や首の後ろが太くなったり、あるいは髭(ひげ)が濃くなったりします。 このような症状がみられたら、クッシング症候群を疑います。 また、医師が使用する「ステロイドホルモン」でも同様の症状が出現します。 |ois| pgb| bvx| yni| scd| poi| cnv| ymn| ikt| dns| ipz| qnb| ypa| wbx| rzv| vrx| fdr| gef| lol| vif| ubj| rhu| bik| xuc| vak| clp| lmf| kbb| csc| bzi| oqt| wee| xld| lyc| zcc| wtu| bid| qgg| heo| wbo| fga| mar| mau| nmk| scu| cuz| hyt| tlz| mbw| hwb|