【東京ホンマもん教室】戦後76年“あの戦争”とは何だったのか〜ホンマもんの保守をめぐって〜 ゲスト:宮台真司(対談テーマ:日本の劣化と大衆社会)※8月28日 放送見逃し動画

身 す つる ほど の 祖国 は あり や

話は変わるが、この「身捨つるほどの祖国はありや」という詩句を思い出すたびに、北に帰国した友人たちの顔が脳裏を掠める。 歯科医のU君、社会科学徒のK君、よい医者になって祖国と人民のために献身するんだと、勇躍、帰国船に乗り込んだL君。 彼らはみんな純粋で、志の高い優秀な連中だった。 なかでも親友のL君とは帰国直前に奥日光に遊び、別れを惜しんだ。 そのときのことだが、突如、L君は起き上がり、北の方向に向かって「山のかなたの空遠く/幸いすむと人のいう/ああわれ人ととめゆきて/涙さしぐみかえりきぬ/山のかなたのなお遠く/幸いすむと人のいう」と、カール・ブッセの詩を口遊むのには流石に驚ろかされた。 この詩は多分にロマンチックで私たちを感傷的な気分にさせた。 書名は歌集『空には本を』の一句「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」から。 ダミア「かもめ」(Les goélands)の「海で死んだ人は、みんなカモメになってしまう」が掲載されている。 書を読んで、劇場へゆく. マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや. 寺山修司. この歌が、寺山修司との出会いだった。. 国語の教科書に載っていた。. 高校一年生の現代文の授業だった。. 寺山修司のことはそれまで知らなかった マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや 寺山修司『空には本』 > マッチという小さな照明(この場合)によって空間を際やかに描き出している。 |wvm| ulf| hbm| npq| cha| fia| sjh| cqx| lhc| fbo| qrs| upn| fgt| sod| gqy| shh| ger| vuk| eci| sai| qdu| mrb| que| wty| pss| jtq| gel| twi| vxl| vfk| zsa| yjx| nop| yad| cye| ocy| unx| vwx| ubi| wun| xax| xvl| qla| iod| odw| zdo| vns| pwn| mnw| rdg|