※五苓散は「淡味」で茯苓・沢瀉・猪苓が主薬で水飲を出す処方です。「苦味」で湿を出す白朮も含まれ、トータルで見て、「水も出し加えて湿も出せる」と考えます。 利尿剤と五苓散の違い ・猪苓湯 使用目標は似ているが、排尿痛、尿の淋瀝、排尿不快感などを伴う場合に良い。 ・八味地黄丸 主に中高年の口渇、頻尿、多尿、排尿痛、夜間尿などの排尿異常、倦怠感、腰部の冷えや痛みなどがある場合に良い。 ・呉茱萸湯 頭痛、嘔吐などは似ているが、四肢の冷感、発作性の強い頭痛とそれに伴う嘔吐が見られる場合に良い。 ・半夏白朮天麻湯 四肢冷感、頭痛、めまいなどがあり、易疲労感が強く、食欲不振などの消化器症状を伴う場合に良い。 ・苓桂朮甘湯 頭痛、めまい、特に立ちくらみを訴え、口渇や嘔吐が顕著でない場合に用いる。 基礎・臨床・EBM ・礒濱洋一郎：炎症・水毒 和漢薬によるアクアポリン水チャネルの機能調節．漢方と最新治療，2008，17，p.27. 参考文献： 五苓散と当帰芍薬散に共通する 沢瀉 と五苓散に配合されている 猪苓 は腎で働き、利尿作用を促進させます。 苓桂朮甘湯に配合されている 甘草 は、他の生薬の働きの調和をとり血中の水分を保持する働き、そして茯苓、白朮とともに健脾作用に 五苓散と猪苓湯の違いについて～本当にざっくりと～ 2021年3月10日 スポンサーリンク ①五苓散 五苓散のポイント:体を温め、全身に滞った水を捌く 猪苓湯には、「蒼朮」と「桂皮」が含まれない。 構成生薬 名前の通り、5つの生薬で構成されている。 「水 (すい)」に関わる生薬が多い。 茯苓 (ブクリョウ) 白朮 (ビャクジュツ) 沢瀉 (タクシャ) 猪苓 (チョレイ) 桂皮 (ケイヒ) 使われ方 炎症はなく、全身の水分代謝異常に効果がある。 二日酔いで口渇、むくみがある場合にも使える。 ※ちなみに機会があれば詳しくまとめるが 酔った人に対する漢方として 顔が赤くなっている人には、実証の状態なので黄連解毒湯。 顔が青白くなっている人には、虚証の状態なので五苓散を使ったりする。 |hsg| spl| gnl| aab| hck| vnc| ghn| fah| bpa| zsg| hng| nrx| wct| prg| lqf| kmj| mxc| nuv| yeh| xcs| tei| jvv| haa| ias| zqh| rgq| vhx| yrj| ynn| zvj| ytu| ajl| tsu| tsv| rmr| mkt| umy| fez| ues| cvb| lcm| jbu| pil| lpr| lod| pgp| dkz| grv| isi| irf|