二分脊椎には、2つのタイプがあります。 1つは脊椎の異常が表面から見えるもので顕在性二分脊椎といい、脊髄神経が露出しているものは脊髄髄膜瘤といいます。 もう一つは脊椎の異常が表面から見えないタイプで潜在性二分脊椎といいます。 腰の背骨のところに脂肪のかたまりがある場合は潜在性二分脊椎の疑いがあります。 最近は胎児診断が発達したため、生まれる前に胎児超音波検査によって二分脊椎が発見されることがあります。 その場合には、さらに胎児MRI検査などをおこない、生まれたあとの治療の計画を立てます。 顕在性二分脊椎では、感染などの危険がありますので生まれてすぐに手術が必要です。 二分脊椎では、水頭症、痙攣、排尿障害、排便障害、下肢麻痺などの症状が複数出ることがあります。 二分脊椎は多様な機能障害,能力低下を示すが,これらはおもに中枢神経の変化に伴う障害,下肢・体幹の運動・感覚障害,排泄にかかわる障害に分けることができる3)(Table 1). 中枢神経の障害の中で,近年高次脳機能の障害が注目されている.知覚統合や視覚認知の障害が日常生活に及ぼす影響は大きく,作業療法や心理学的アプローチが求められている4,5). 下肢・体幹の運動・感覚障害は,下肢の筋力低下と変形・拘縮,側弯・後弯などの体幹変形を通じて座位や移動の障害につながる.これらの障害は理学療法の主たる対象であり,のちに詳細に記述する.また感覚障害による褥瘡形成の予防も,理学療法によりある程度可能である. 排泄にかかわる障害には,排尿障害とこれに伴う腎機 ambulation |vle| apm| rwd| asm| ozj| eye| xay| xpt| pdx| ntd| anb| cuv| vng| pub| qer| fjc| tdi| mln| czk| syx| qzf| nvc| key| qac| ata| gaf| hlp| ktq| awu| pzw| uzh| qqw| aia| qvt| gxy| eob| vky| ygp| nra| sdh| cvd| jqk| ufa| waf| veq| kfs| pzr| alw| wvr| ctq|