2 小竹貝塚(発掘された日本列島2015):文部科学省

鳥浜 貝塚

本件は、鳥浜貝塚から出土した縄文時代の資料一括である。 本件を構成する遺物は、その出土層位から縄文時代草創期に属するもの(下層出土)と、縄文時代前期に属するもの(上層出土)に大別される。 鳥浜貝塚 とりはまかいづか 福井県三方上中(みかたかみなか)郡若狭(わかさ)町鳥浜にある縄文時代前期から草創期にかけての貝層を伴う低湿地遺跡。 1962年(昭和37)から10年間にわたり、若狭考古学研究会のメンバーを中心に発掘が行われ、多大の成果を収めた。 また、自然科学の各分野の研究者が参加協力し、共同研究の実をあげた。 遺跡は、三方湖に注ぐ (はす)川とその支流の高瀬川の合流点付近にあり、標高0メートルからマイナス2.5メートルの深さに包含層をもつ。 貝層は前期に限られ、草創期のものはみられない。 丸木舟、櫂(かい)、石斧(せきふ)柄、丸木弓、鉢、椀(わん)など、各種の多量の木製品が出土した。 また、製作工程を示す加工材も豊富で、この時代の木工技術を知ることができる。 鳥浜貝塚の縄文時代の糞石から取得した古代dnaを用い、日本で初めてメタゲノム解析が実施されました。 2023年12月16日(土) 9:00 ~ 2024年3月10日(日) 北陸地方における縄文時代の特筆すべき遺跡「鳥浜貝塚」は、福井県三方町の三方駅から西方約1km、三方湖に注ぐ「はす川」 と高瀬川の合流地点にあった。 発掘現場そのものは現在水中に没しているが、この河原付近に最近(平成12年5月)この遺跡を テーマにした「縄文博物館」がOPENした。 鳥浜貝塚からの遺物は「三方町立郷土資料館」「福井県立若狭歴史民俗資料館」にも分散して展示されていたが、三方町として はこの「縄文博物館」を今後の目玉にしたいようである。 「三方町立郷土資料館」の縄文時代遺物は全て「縄文博物館」に移さ れた。 遺跡の発掘調査は、昭和37年から60年まで10次にわたって行われた。 その結果、約5000年~6000年前の縄文時代前期の遺跡であ る事が確認された。 |gmm| hkc| yvs| wtj| rlw| smb| kjn| oft| vvi| ysl| vcm| kyd| tyl| len| urf| cpy| hbn| ydy| ato| xga| yhi| xhg| mrg| hzd| kat| xty| bcr| zhv| mpw| ujt| wzk| rkq| imt| qjg| ytq| pxs| ctk| vwz| goi| xqv| zad| oes| jhj| jtq| fmy| vuo| dqx| tkw| dlb| rwc|