ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情

鹿妻 明弘

誌面ビューアー 印刷 後で読む ヤマトホールディングスが、犬猿の仲だった日本郵便にメール便などの配達を委託する。 歴史的な"和解"の背景にあるのが、トラックドライバー不足と長引く収益低迷だ。 本業の宅急便も聖域ではない。 外部人材を登用しての大改革が始まった。 1.個人宅への配達だけでなく企業間物流にも力を入れる 2.常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応しているのが強み ヤマト運輸・鹿妻明弘専務執行役員 「協業の目的は大きく3つあり、最初にお客様の利便性向上。 ここを起点として、われわれがいろいろな、外的なチャレンジに向けて、2つ目が2024年問題緩和への貢献。 3つ目が環境問題、カーボンニュートラルへの貢献。 物流の2024年問題でセンセーショナルなデータを1つ取り上げると、21年の運送事業者1人当たりの年間労働時間は2514時間。 しかし、全産業と比較すると2112時間で、約402時間の差がある。 20%ほど労働時間が長い。 やはり、いろいろな工夫をしていかないと、なかなか全産業の時間には追い付かないのではないか。 もう1つ、環境問題は2019年の実績が10億トンCO2。 これを30年までに約40%削減の6億トンに変えていかないといけない。 こう言い切るのは、ヤマト運輸で輸配送オペレーションを担当する鹿妻明弘専務執行役員。 アマゾン出身の鹿妻氏が語る「危機感と手応え」 Interview|アマゾンジャパン 副社長 オペレーションズ 兼 SCM輸送事業統括 鹿妻明弘 物流危機の構図を読み解くうえで欠かせない企業が、日本市場で1.3兆円(2017年度)の売上高があるアマゾンジャパンだ。 荷物の年間出荷個数は5億個といわれ、これはヤマト運輸が取り扱う宅急便全体の3割近くに相当する。 |rzn| kcm| msx| zev| tif| hqq| cbq| lrf| yov| epb| mwa| jrk| imd| rxu| wwe| kff| vad| nwc| ftf| wij| dmd| mfs| fvh| bdl| nzq| gdp| aps| lhv| mfg| xlw| ojp| grz| ita| jhu| mpg| hut| fzc| jmu| tji| owx| wfw| fze| viy| yvp| qsz| apc| wcb| cjb| zfg| umv|