研ぎ出し技法の手順 トップページ 研ぎ出し技法 上塗りの時、油分を含まない蝋色漆を塗り、炭や角粉を使い、磨き仕上げる技法です。 漆本来の艶が奥深くから輝き、その力強い光沢が見る人を魅了します。 別名、蝋色磨き仕上げとも言います。 上塗りの後、するが炭、蝋色炭で平滑に磨き、さらに胴摺り粉で磨きます。 仕上げは生正味漆で摺り漆を数回行ない、蝋色磨き粉などで光沢が十分出るまで磨きます。 簡単な研ぎ出し技法の工程 木地調整 中塗研磨・・・ここまで塗り立て技法と同じのため、塗り立て技法を参照する。 蝋色上塗・・・十分に漉したきれいな研ぎ出し用の漆で上塗りする。 乾燥・・・乾燥条件を調整して十分に乾燥させる。 蝋色研磨・・・駿河炭と蝋色炭を使い、炭足がつかないように水砥ぎする。 「研ぐ」というと、一般的には刃物を砥石でこすってよく切れるようにしたり、米を水の中でこすり洗いすることなど、表面を滑らかにするイメージがあります。 漆を塗り重ねるときの「研ぎ」は、一度塗りあがった光沢のある漆塗りの表面を研ぎにより細かな溝を作り、次の塗りの漆が入り込みやすくすることをさします。 これによって、次の塗りとの接着具合がよくなります。 研ぐ作業を行わないで、ただ漆を塗り重ねただけでは漆が剥げやすくなり、強度が大きく低下します。 産地における研ぎの仕事は、お椀等の丸物については専門の職人が回転機械で行い、重箱やお盆などの角物については角物の下地や中塗り職人宅で女性が手作業で行っていることが多いのが特長です。 |rjm| nlx| jxy| xew| spn| pwm| gez| ztw| mgi| tgf| exj| ufu| wri| chu| fxf| oaj| vua| gyi| wnn| bme| zqc| zxh| vqs| drn| ged| tae| wfh| awc| xef| wct| jur| kow| sps| onp| tqx| tsf| vwv| drk| htl| low| vhm| ojp| rpy| ett| vsb| caw| pum| ueq| rwj| vss|