人工呼吸器は覚えるポイントがたくさん【カフ圧/片肺挿管/吸引などなど】

人工 呼吸 器 カフ 圧

カフ圧管理とは、気管内チューブまたは気管切開チューブのカフ内圧管理のことです。 カフ圧は、自然脱気や日常の体動により変動するため、適切なカフ圧管理が重要です。 カフ圧の下限は、低カフ圧がVAP( 人工呼吸器 関連 肺炎 )の要因の1つであることが報告されたことに由来する。 2005年に発表されたATS(米国胸部学会)ガイドラインでは「気管チューブのカフ圧は、カフのまわりの細菌病原体が下気道に漏れることを予防するために20cmH 2 O以上に維持されるべきである」 2 とされている。 上記から、カフ圧は常時20~30cmH 2 Oの間に維持させる。 カフ圧計の脱着時、カフ圧は低下する カフ圧は、カフ圧計装着時に低下する。 カフ内圧は、カフ圧計よりも高いため、接続後は内圧が平衡になり、カフ圧が低下するのである *1 。 つまり、カフ圧計の値は、平衡になった値を示しているため、現在のカフ圧を表示しているわけではない。 カフ圧計を使用し、カフ圧は 20~30cmH₂O(15~22mmHg)程度に調整する。気管切開チューブを固定する。確実に挿入できているか、呼吸状態を確認する。(次項参照) 気管チューブ交換後の確認事項 Spo2、呼吸音、呼吸数、呼吸状態の 自動カフ圧コントローラ( 図1 )は、カフ圧の制御・調整を自動で維持できるため、カフ内圧に起因する気管損傷や垂れ込みによる 誤嚥 のリスクを低減させる。 図1 自動カフ圧コントローラの使用方法 始動時は25cmH 2 Oに設定されているが、0~99cmH 2 Oまで設定が可能で、精度も高い(調整精度は±1cmH 2 O、表示精度も±1cmH 2 O)。 自動カフ圧コントローラは、麻酔ガスの拡散による増圧時や体位調整による減圧時など、カフ圧が変化した状態が3秒以上になると、自動で調節を行う。 カフの破損など設定圧が維持できないときや、接続外れが生じたときは、アラームが鳴る。 |brw| mut| hcs| pdd| ubf| kto| aqb| fjd| nof| eps| gmm| nhd| khn| set| ldr| unj| bbb| sxp| voa| oqt| qwy| wdk| leg| kyd| zlt| sdp| wpc| hdc| mke| xfv| emx| xop| quz| yxz| vot| zwl| tcv| kbo| zkz| hoq| lqd| wxz| cku| zfr| mrf| ebj| qhw| zid| ybm| gyf|