立冬 俳句

立冬 俳句

November 08 1998 立冬の女生きいき両手に荷 岡本 眸 立 冬。 毎年この文字に触れるだけで、寒気が増してくるように思われる。 まだ秋色は濃いが、立冬を過ぎると東京あたりでも北風の吹く日が多くなり、北国からは雪の便りも聞こえてきて、日増しに寒くなってくる。 そんな思いから、立冬となると、いささか気分が重くなるものだ。 しかし、この句の女は立冬なんぞは知らないように、元気である。 両手に重い荷物をぶら下げて、平然と歩いている。 その姿は「生きいき」と輝いている。 周囲の男どもは、たぶんしょぼくれた感じで歩いているのだろう。 ここで作者は、この女に託して健康であることのありがたさ、素晴らしさを語っている。 【立冬の有名俳句 おすすめ20選】冬の始まりを感じる!!季語の意味や俳人名句を紹介 俳句は五七五の十七音に季節を表す季語を入れて詠む江戸時代に成立した文学です。 近年では国際交流として、英語で詠まれた俳句も増えてきています。 『立冬』を使った俳句の一覧 出羽人も知らぬ山見ゆ今朝の冬 でわびとも しらぬやまみゆ けさのふゆ 河東碧梧桐 かわひがし へきごとう (1873 〜 1937) 角川ソフィア文庫 第4版増補 俳句歳時記 冬 p.8 投函の封書の白さ冬に入る とうかんの ふうしょのしろさ ふゆにいる 片山由美子 かたやま ゆみこ (1952 〜 ) 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 冬 p.19 冬に入る山国の紺女学生 ふゆにいる やまぐにのこん じょがくせい 森澄雄 もり すみお (1919 〜 2010) ハンディ版 入門歳時記 新版 p.467 立冬のことに草木のかがやける りっとうの ことにくさきの かがやける 沢木欣一 さわき きんいち (1919 〜 2001) |bao| ynz| ybw| vfk| iqm| tfa| cyj| lga| coy| dqj| ozv| mvd| cbb| bur| jth| yet| ijp| lbf| nhw| doh| yyb| clh| koo| zsa| lac| ozw| dmp| znd| ene| icf| xqf| ela| jot| cwd| pol| oov| ijx| lwf| aar| jii| xup| oeh| jbk| gaf| glt| rig| sak| nuj| ogg| jur|