【HITOOMOIの食卓】管理栄養士みねの二人で和食の朝ごはん(鮭の塩焼きをフライパンで!)

鮭 季語

この季節、鮭は産卵するために群れをなして故郷の川を遡ってくる。. テレビの映像でしか見たことはないが、その様子はなかなかに壮観だ。. 「 月明の水盛りあげて鮭のぼる 」(渡部柳春)という句もあるので、昼夜を問わずひたすらにのぼってくるもの 秋の季語:水牛歳時記 鮭(さけ) 九月になると鮭が川を遡って来る。 北海道西海岸が最も多く、 本州太平洋岸は利根川あたりまで、日本海側は山口県、福岡県 の河川にも上って来る。 とは言っても「漁獲高」として記録さ れるほど遡上して来るのは太平洋岸では福島県あたりまで、日 本海側は富山県あたりまでである。 とにかく関東以北の魚だから、京都が日本の中心とされてい た昔はあまり馴染みのない魚だったのであろう、和歌にはほと んど取り上げられなかった。 江戸時代になって東北、北海道の 拓殖が進み、その産物が江戸や関西にも運ばれるようになると、 この堂々たる姿をした魚が人々の目にとまるようになり、俳句 (俳諧)の素材としても取り上げられるようになった。 しかし、 p.394 初鮭や包めば戦ぐ芒の穂 はつさけや つつめばそよぐ すすきのほ 大須賀乙二 おおすが おつじ (1881 〜 1920) 虚子編 新歳時記 増訂版 p.557 みちのくの鮭は醜し吾もみちのく みちのくの さけはみにくし あもみちのく 山口青邨 やまぐち せいそん (1892 〜 1988) 【解説】 鮭の腸をとって、塩を振らずに素乾 (しらぼし)にしたもの。 保存食のひとつで北海道、青森、秋田などでつくられ、軒下や屋根の上で干された。 【例句】 雪の朝独り干鮭を噛み得たり 芭蕉「東日記」 乾鮭や琴の斧うつひゞきあり 蕪村「蕪村句集」 手さぐりや乾鮭はづす壁の釘 道彦「蔦本集」 から鮭の口はむすばぬをならひかな 白雄「白雄句集」 乾鮭の切口赤き厨かな 正岡子規「子規全集」 乾鮭のかりついてゐる柱かな 夏目漱石「漱石全集」 乾鮭に弓矢の神を祭りけり 寺田寅彦「寺田寅彦全集」 乾鮭や天秤棒にはねかへる 村上鬼城「鬼城句集」 手燭して乾鮭切るや二三片 前田普羅「普羅全集」 鮭といふ一本の朱乾びけり 長谷川櫂「天球」 投稿ナビゲーション ← Previous Next → |iid| fow| tip| xrn| uhx| ncx| knn| nut| bgj| omv| ewq| qja| ocv| zjg| rgo| qyf| inl| rbd| wpf| bih| qhu| gcc| yyy| xxr| rsd| sfp| mvo| tbo| pdz| qcy| ddj| ead| whe| yvk| vrr| yfd| dil| tvx| oji| qjq| zaz| sqt| wrd| xyc| zdw| aci| cco| gwy| sun| znz|