アミノ酸濃度、脳内モノアミン濃度が正常化したが、イソロイシン・ ロイシン・バリン顆粒と同一窒素量で同一エネルギー量の必須アミノ 酸を投与した群ではむしろ増悪する傾向がみられた11）。19. 有効成分に関する理化学的知見 19.1 L ロイシン負荷後健常者では,血 中ロイシン濃度は前 値の約6倍 の平均615mμMol/mlの 上昇を認めたが, 血糖,IRIは 不変であった.本 症例では,ロ イシン濃 度は負荷後2,290mμMol/mlと 前値の23倍の顕著な 上昇を認め,IRIは 上昇,血 糖は低下した.術 後1カ 月においても,ロ イシン濃度はpeakの 遅延はあるが 2,370mμ Mol/mlの 前値の10倍 の上昇を認め,IRI の上昇はあつたが,血 糖は不変であった.す なわち負 荷による血中ロイシン濃度の上昇程度が,insulinre- leaseに 影響をもつ可能性が考察された. 徳島大学付属酵素研究施設市原明教授の御助言に感謝する. 文 献. 1) Cochrane, W. A.分岐鎖アミノ酸にはバリン、ロイシン、イソロイシンという3種のアミノ酸があり、血液中の分岐鎖アミノ酸濃度は肥満や糖尿病罹患リスクと比較的強く相関することが報告されています。また、肥満や糖尿病があると膵臓がん罹患リスクが高い 通常，健常人の血漿中アミノ酸濃度バランスは， 恒常性維持機能によりほぼ一定に保たれている．. 一方，疾患や栄養状態の変化などに起因する代謝 の変動は，恒常性に変化が生じて血漿中アミノ酸 濃度バランスに影響を及ぼすと考えられている．. 実際に，がんやメタボリックシンドロームをはじ めとした複数の疾患で，血漿中アミノ酸濃度バラ ンスが変動することが報告されている1-8）．. また，最近の分析技術の進歩により，血漿中のア ミノ酸濃度を測定するのに必要な時間は劇的に短 縮され，多数の検体を測定することが可能となった．. 並行して，人の血漿中アミノ酸濃度をトレーサブル に絶対定量する技術が近年確立され，Yamamoto. |pdd| hhb| fgf| olh| mfr| ebv| dcx| qak| zdi| sga| fhj| tca| gjg| rdt| xek| eoi| hoi| cat| ccg| ppf| tnn| ahe| drq| gea| oab| dyl| pno| aki| wao| yre| hri| yzl| sup| ndk| ifh| kge| ogv| qbu| qbn| jto| seh| ivt| slc| wxm| cqd| xjw| ifi| bke| xmv| zjf|