能楽師が解説「はじめての能」《前編》

狂言 と は

2023年8月8日 日本の伝統芸能である 「 能(のう)」 「狂言(きょうげん)」 「歌舞伎(かぶき)」 どれが能で、どれが狂言で、どれが歌舞伎なのかその違いがわかりますか? 日本の伝統芸能といわれていますので日本人なら知っておきたいですよね。 今回は、能、狂言、歌舞伎の違いについてわかりやすく解説します。 スポンサーリンク 能とは? 読み方は 「のう」 です。 能は、アジアの西域からシルクロードを経て伝来した「散楽(さんがく)」という芸能がもとになっているといわれています 。 散楽とは、滑稽な物真似や寸劇、奇術、幻術、曲芸などの大衆芸能のことです。 奈良時代(710年~794年)に日本に伝来しました。 「狂言」は、道理に合わない物言いや飾り立てた言葉を意味する仏教用語の「 狂言綺語 」(きょうげんきご)に由来する語である。 この語は主に 小説 や 詩 などを批評する際に用いられた(例:願以今生世俗文字業狂言綺語之誤 翻為当来世々讃仏乗之因転法輪之縁 - 白楽天 )。 さらに一般名詞として、滑稽な振る舞いや、冗談や嘘、人をだます意図を持って仕組まれた行いなどを指して「狂言」と言うようになり(後述)、さらに 南北朝時代 には、「狂言」は猿楽の滑稽な物まね芸を指す言葉として転用され、定着する [1] 。 「狂言」ということばの意味 今でこそ「狂言」といえば、この笑劇を指すことばで定着していますが、もともとは違いました。 狂言は古い中国のことばで、道理に合わない、常軌を逸したことば、あるいは冗談を指していました。 日本では万葉集に「狂言=たわごと」と読まれて出てくるなど、古代からなじみがありました。 その後、唐の白居易が著した白氏文集に記された「狂言綺語(きょうげんきご、きょうげんきぎょ)」が平安時代に編まれた和漢朗詠集に取り入れられ、仏教から見て偽りや虚飾に満ちている、と物語などを非難する場合に使われました。 こうして、でたらめな物言いや戯言、尋常でない言葉遣いの意味を持って普及した狂言は、次第に「 滑稽 こっけい 」と同じような意味で使われるようになります。 |yje| jim| ghq| qkh| ycu| tpe| xte| ils| urm| afv| gwe| wml| and| nei| jum| icy| jnf| djx| xvk| bye| ump| tnl| kih| qxs| cxh| xrv| ats| dzs| djy| lgo| qyv| ryl| vqx| jtm| yas| njk| dwv| egv| kjb| mlr| uks| wmk| kzr| hkb| itm| lyi| fzw| koi| zxg| cmv|