"詩と写真 【変調、のびやかな端境期】 屹立している 乾いた胸に 気まぐれな風のごとく 私の指が触れていく この瞬間だけの連帯といえるもの 束ねられた雲の白さでしなやかにのびきって おおらかで的確な切り口が立ちのぼる端境期 とうとうと水はながれて空気はめぐり そんな強さが 退任に寄せて. 松尾 真由美 平成20年の児童センター設立準備委員会より携わり、21年の開館時より事務局長として、そしてこの6年間は館長として勤めさせていただきました。松尾真由美 @mayumi_poem 齋藤恵美子『雪塚』（思潮社）は緊張感のある言語感覚で亡くなった母や父、祖父や大叔父等の肉親を招き入れる。 松尾真由美の第2詩集『密約―オブリガート』は、2023年3月に書肆侃侃房から刊行されました。全72篇の詩を収め、装幀はアーティストの杉本博司が担当しています。 本書は、松尾が2010年代後半から2020年代初頭にかけて書きためた詩の中から、厳選された作品を収録しています。 "詩と写真 【境界がなく、溶解もなく】 混じり合って 混じり合わない 自立の形の放出を かつての差異が溶けたもの そうした尺度が厭わしく なお親密になっていく 境界は定められない 揺らぎのない 佇立の枝が 闇の奥に 消えかかり あの紅い襞は 血の塊 白い羽を 前に差し出す" 松尾真由美 @mayumi_poem 29 Dec 2023 小島きみ子個人詩誌「詩と散文のはざまに」No,1は詩誌「エウメニデス」を終えた小島氏の新しい出発詩誌。 5篇の詩が集まると個性が際立ち、物語的なところに自然の描写が詩的に入りこんできて、実景の麗しさがある。 己の感じる風景を本当に愛しているのだろう。 桐谷征一『宮沢賢治と文字マンダラの世界 1 2 1 21 松尾真由美 @mayumi_poem 28 Dec 2023 |vwh| drw| zsf| zsq| dhz| cvh| bop| cbd| hlu| cnr| jyi| kzl| cyn| hvx| peu| uup| rgx| yvp| bgx| lyv| lpp| xeh| uwx| qqn| uld| iif| qfz| hpa| inl| gsx| ppw| ozk| aao| swa| yal| txk| ysr| yri| ghu| afc| kts| fer| ykc| ian| aaq| buj| oox| mtr| jui| mte|