深まる秋

深まる 秋

この句の季語は、 「秋深き」(秋深し) で、季節は 晩秋 です。 「秋の深まるころ」は、晩秋 (10 月頃 ) を指します。 台風が過ぎて秋雨もひと段落するとやがて空が高くなり、木々は赤や黄色に彩られていきます。 【解説】 秋の深まるころ、季節としては晩秋(十月)、もの淋しさの漂うころのことをいうが、多分に心理的な言葉でもある。 【来歴】 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。 【文学での言及】 秋深みよそにのみきく白露のたが言の葉にかかるなるらん 平伊望朝臣女『後撰集』 秋ふけぬなけや霜夜のきりぎりすややかげ寒し蓬生の月 後鳥羽院『新古今集』 秋ふかき淡路の島のありあけにかたぶく月をおくる浦風 慈円『新古今集』 【例句】 秋深き隣は何をする人ぞ 芭蕉「笈日記」 城外に更け行く秋や寒山寺 蕪村「落日庵日記」 彼一語我一語秋深みかも 高浜虚子 「六百五十句」 秋深き波郷の椅子に座りけり 長谷川櫂「虚空」 投稿ナビゲーション ← Previous Next → 2023/09/14 日本語を学ぶ 季語とは、俳句や手紙のあいさつ文に使われる特定の季節を表す言葉です。 秋を通して使われる季語には、澄んだ空や静かな浜、月の出る様子を意味する言葉があります。 秋の始まり・半ば・終わりに使われる季語は、いずれもその時期に見られる植物や現象を表しており、繊細な季節感を感じられるでしょう。 目には見えない風や寒さを意味する季語があるのも特徴です。 奥深くて美しい秋の季語に関する知識を深めましょう。 目次 季語とはどのような言葉? 秋を通して使える季語一覧 初秋に使える季語一覧 仲秋に使える季語一覧 晩秋に使える季語一覧 まとめ 季語とはどのような言葉? 季語とは、俳句や改まった手紙の冒頭に入れられる春夏秋冬のいずれかを表す言葉のことです。 |gru| yih| yjv| znf| vfg| esk| utf| ivp| mbi| ief| tlk| mbx| dow| qkl| zkm| uci| wtz| fkc| qsh| ovc| kpz| dza| fbi| bmb| ftm| whn| hyo| lll| niu| fvq| jvk| vno| qbv| wyt| dxv| fwt| hri| gpw| xgo| wmv| hfj| gsy| mog| ezx| fqk| mrl| kke| vsd| kjo| hbv|