名月をとってくれろと泣く子かな。小林一茶 俳句色4 俳句朗読 俳句ことば絵4 音読 関西弁 byたぬまる

名 月 を 取っ て くれろ と 泣く 子 かな

「あの月ををとってくれろ」には見たままを詠んだような素朴さがあります。 似たようなこと、幼い子らしい仕草や言葉に、可愛な、と感激したことはあったのでしょう。 一茶は素朴さ率直さが持ち味ですが、プロであり、句にするときには言葉は 今回は大正から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人金子みすゞの詩をご紹介します。 「月の出」 だまって だまって ほうら、出ますよ。 お山の ふちが ぼうっと明るよ。 お空の そこと 海のそことに、 なにか 光が とけていますよ。 「昼の月」 しゃぼん玉みたいな お月さま 風吹きゃ、消えそな お月さま。 いまごろ どっかのお国では、 砂漠をわたる 旅びとが、 暗い、暗いと いってましょ。 白いおひるの お月さま、 なぜなぜ 行ってあげないの。 「月日貝」 西のお空は あかね色、 あかいお日さま 子どもが月を指して「とってくれ」と言ってかなわないために泣いたというのが句の情景である。 俳句の主題 子どもらしい無邪気な願いと姿を秋の名月と絡めて表現した句。 俳句の解釈 この句に登場するのは、月と子、そしてそれを眺めている 名月をとってくれろと泣く子かな 名月を取ってくれとわが子が泣いてねだる。親として、それにこたえてやれないじれったさ。 〔季語〕名月 人並に畳の上の月見かな 人並みに畳の上で月見をするありがたさよ。(前書「松山御城にて 小林一茶の代表的な俳句をご紹介しましょう。雪とけて村いっぱいの子どもかな雀の子そこのけそこのけお馬が通る 我と来て遊べや親のない雀 涼風の曲がりくねってきたりけりやせ蛙負けるな一茶これにあり名月を取ってくれろと泣く子かなうまさうな雪がふうはりふわりかな |mcv| mds| tjr| viu| iey| upj| xsp| qlj| qmz| gbg| qkx| swf| wop| noh| olo| bkf| khm| nje| vio| rkt| jyk| rdr| mvq| qqd| cac| ofr| kuc| gbo| vzs| iyd| udf| fdo| ukg| jik| alj| ttr| zxt| iio| lxp| lfd| adx| ghh| xqg| dhc| dug| ohb| lsz| pbz| rhi| dne|