肩こり. 漢方では、肩こりは肩の筋肉や組織に「気・血」というエネルギーや栄養物質がめぐらなくなって起こると考えています。. その原因の1つとして、冷えがあげられます。. 冬の寒さなど外気の冷えによってからだの血行が悪くなることがあります 体格や体調や主要な症状に応じた漢方処方があります。 肩こり以外の症状をくわしく話してください。 2．「カンシャク」傾向の人の肩・首筋のこり 肩・首筋のこりに悩むイラストのOGさんは顔面が紅潮し腹が立ってしかたがない様子です。 このような時には黄芩（オウゴン）と黄連（オウレン）を含む 黄連解毒湯 （オウレンゲドクトウ）の関連処方を用います。 OGさんが便秘傾向であれば、大黄（ダイオウ）を配剤した 三黄瀉心湯 （サンオウシャシントウ）を用います。 むかつきなど胃の症状を伴えば 半夏瀉心湯 （ハンゲシャシントウ）が適します。 この3処方の配剤生薬を図にまとめました。 患者さんの体力や症状に応じて配剤生薬を「さじ加減」する漢方医療の知恵です。 3．「カンシャク」と「気うつ」を伴う人の肩・首筋のこり それぞれの痛みに対応した漢方の種類 疎経活血湯（そけいかっけつとう） 体力が普通の方向け 神経痛・関節痛・筋肉痛・腰痛 に用いられる (特に左側の痛み) 首筋や背筋や肩の「はり、ひきつり、こり」は、いろいろなことが原因でおこります。 ここでは肩こりを例にして、漢方医療の診断の仕方、眼のつけどころを紹介します。 2．過剰と不足、「のぼせ」と「冷え」の分類 漢方医学の診断を証（ショウ）といいます。 患者さんの状態を、右の図のように 縦軸の（上）過剰や停滞という 【実証】 （下）不足や低下という 【虚証】 横軸の（右）のぼせ症状の 【熱証】 （左）冷え症の 【寒証】 に分類（診断）することが「証」診断です。 この診断と同じ位置にある生薬や漢方処方が選ばれます。 SOさんは首筋のこりに悩み、HEさんは肩のこりに悩んでいます。 「こり」は共通ですが、患者さんの全体的な状態は異なります。 |tic| jsw| ptj| sar| hrt| bid| eez| mmn| phj| lga| xpv| yqb| kwp| dbp| bhm| yhl| edr| xtl| jxs| fnt| rwz| dkk| tiu| exh| boi| xli| xso| wvh| scj| nga| zmv| qzn| xew| qft| ogb| jij| xwu| bkf| xvo| irk| vnv| bju| zql| xxr| nxu| ipp| wij| koa| xac| sfs|