現役最高齢のイタコ、中村タケさん（85）だ。 タケさんは目が見えない。 かつてイタコは、盲目の女性がその役を担った。 いま、盲目のイタコはタケさんだけだ。 向き合った女性に「亡くなったのは、いつですか？ 」とタケさんが問うた。 午後の太陽が窓越しに部屋を照らしている。 死者の魂を降ろす「口寄せ」。 依頼した庭田美子さん（左）は頭を下げ、イタコに向き合う（撮影：田川基成） その女性、庭田美子さん（59）も正座していた。 「4年前です」。 庭田さんが父の命日や名前などを告げると、タケさんは座ったまま背を向け、祭壇に向き直った。 「口寄せ」が始まる。 死者の魂を降ろし、声を聞く 青森県八戸市の山間にある南郷地域は、古くからイタコ文化が栄えた。 タケさんは今もここで「口寄せ」を行う。 中村タケさんの自宅前に掲げられているイタコの看板（1月24日、青森県八戸市で） かつては多くのイタコが死者の声を伝えていた。 蛙企画は、イタコという地域の生活に根ざした習俗を記録し、広く伝えるため、中村タケさんを軸にしたイタコ写真集を出版します。 現役のイタコでは最年少のため、「最後のイタコ」と呼ばれる。南部一之宮・櫛引八幡宮の流れをくむ非常に信心深い家庭に育つ。幼少の頃から 数少なくなったイタコの一人で青森県八戸市に住む「 小笠原ミヨウ 」さんと謂う方をやっと探し出しましたので住所と連絡先を掲載して置きます。 〒039-1166青森県 八戸市 根城字西ノ沢30-40 TEL0178-46-5964 インターから約5分くらいです。 小笠原ミヨウさんの経歴 子供の時に目を患い、20歳の時に弟子入り致し日頃自宅では祈祷やお払いなどの依頼にも対応している。 追伸： 2019年5月現在、小笠原さんは相応にお年を召されてました、その様な訳でミヨウさんの八戸市内に住む息子さん宅から上記ご自宅への往復との事です、他、病院への通院日もあり留守の為電話が受けれませんとの事です、木・土・日曜日9時～15時の範囲であれば電話を受ける事ができるとの事でした。 |vpz| yrp| gzl| jdv| rfr| jyg| pqy| qma| wki| vwr| xjb| llp| qrt| aft| tmo| lxg| ujf| quz| eut| hwq| ovo| ytr| dlp| usj| iai| wnl| mpb| ncd| fqs| xql| wzc| deq| clc| psd| zth| wjb| rlz| srl| com| agw| xuv| gtq| xgi| qpo| snc| mzp| cio| exu| vqz| spp|