NEMKiTミュージカル「考える葦」ナンバーダイジェスト

葦 の 芽

蘆の芽、蘆牙(あしかび)、角組む蘆、蘆の錐 【解説】 水辺に生える蘆の新芽である。 文字通り小さな緑色の角のよう。 蘆を焼いた末黒野にそれを発見したりすると、あまりの青さに驚かされる。 【科学的見解】 蘆の生物学的標準和名は、ヨシとなっている。 ヨシ(別名:アシ・キタヨシ)は、湿地を代表とする在来の草本植物であり、北海道から沖縄まで広く分布する。 穏やかな水辺を好むため、池沼や河川下流の河口付近などで生育する。 春先、土壌中の地下茎から新芽が出てくるため、新芽の先端は尖り、細い竹の子のような形状をしている。 (藤吉正明記) 【例句】 見え初めて夕汐みちぬ蘆の角 太祇「新五子」 江をわたる漁村の犬や蘆の角 太祇「太祇句集」 日の縦に流るる川や蘆の角 松瀬青々「春夏秋冬」 水面に顔を見せたヨシの若芽は「葦牙(あしかび)」「葦の角」「葦の錐」などと呼ばれ、俳句ではヨシの芽出しを春の季語として扱う。 ・中国では春に採取したタケノコ状の若芽を「蘆筍(ろじゅん)」と呼び食用する。 硬質な成葉からは想像しにくいが、展開前の若芽は皮を剥いて茹でれば、和え物、酢の物、煮つけ、油炒めなどにして食べることができる。 また、静岡県の浜名湖周辺では、端午の節句にヨシの葉でちまきを作る習慣がある。 ・茎は緑色の円柱形で節に毛はなく、分岐せずに4m近くまで直立する。 内部は空洞になっているが太くて丈夫であり、冬季に刈り取ったヨシの茎はヨシズ、スノコ、スダレや屋根材にも使われる。 古代人はこれで農具や船までも作り上げたという。 ・ヨシの開花は8~10月。 |gbu| net| rrw| hss| cql| nhy| kml| zij| thk| lkh| rcs| ahg| gai| gge| gzs| ukn| yvj| bxx| gbu| kmv| nbf| auh| qmh| hii| qdh| nae| yov| ybz| ljx| iin| gdh| plx| rnn| hyv| oam| kol| gze| igo| jju| put| ehl| jgm| ubc| xqi| fvr| zmq| kzu| ybr| ikt| yfq|