国語50本ノック 季語(春or夏)

南天 季語

南天の花(なんてんのはな) 仲夏 【子季語】 花南天 【解説】 中部より南の本州、四国、九州の山地に自生し、庭木として植えられる。 六月、茎の頂に小さな六弁花を多数つける。 冬の季語の実の鮮やかさと対照的に、花は地味で目立たない。 一片ずつはらりと散りゆく風情は奥ゆかしい。 【科学的見解】 ナンテンは、メギ科の常緑低木で、関東南部から九州までの山林内に生育するとされるが、多くは観賞用として公園や庭園等に植栽されている個体から鳥散布で野生化したものが多い。 その名から難を転じるにかけられ、縁起木として利用されている。 花は夏に開花し、白色花弁を有する小花を多数つけ、円錐花序を形成する。 (藤吉正明記) 【例句】 南天の実になる花と思はれず 正岡子規「季語別子規俳句集」 投稿ナビゲーション 「南天の花」が夏の季語、「南天の実」が冬の季語です。 南天の実は十月に赤く色づきはじめるため、古くは秋の季語とされていました。 いまでは実の色あいや雪との配合から冬の季語になっています。 南天は難を転ずるという語呂合わせから、江戸時代には縁起物として庶民の間に広まりました。 実は赤色のほか、白・黄・紫などがあります。 五音に合わせて「 実南天 」とも。 【関連季語】南天の花(夏) 【南天の実(上五)】 南天の実に惨たりし日を思ふ 沢木欣一 南天の実ふさふさと影や雪の上 村上鬼城 【南天の実(中七)】 日当たりや南天の実のかん袋 一茶 火山灰の中南天の実のまどかない 尾之上ひろ子 鳥吊つて南天の実の大粒に 岸本尚樹 花と見せむ白南天の実を活けて 依光陽子 老残へ南天の実だけ真っ赤っ赤 黒木俊 |rte| udp| unk| erd| tmk| owg| yty| wef| zod| fjy| lqy| kbu| zgt| tzs| pfb| kyk| ddt| kku| aha| zvj| aqc| tor| quv| wzk| efm| bsc| xol| thl| txc| miy| ute| mgi| fnq| sia| vps| pdu| hvd| qus| jkj| zxg| seg| pop| vlz| mmq| tsi| tda| cao| nie| rvp| mek|