中村元 - ブッダのことば スッタニパータの解説

ブッダ 脇

これは『リグ・ヴェーダ』10.90.11-12 プルシャの歌でプルシャ(原人と訳されることもある)を解体した際、両腕からラージャニアが生まれたことから、ラージャニアすなわちクシャトリア階級の出産は脇から生まれたと表現されることによる。 ブッダ(梵: बुद्ध buddha )は、「目覚める」を意味するブドゥ(梵: बुध् budh )に由来し、「目覚めた人」という意味である 。 もともとインドの宗教一般において、すぐれた修行者や聖者に対する呼称であったが、仏教で用いられ釈迦の尊称と 「ブッダ 」とは、仏のさとりを開かれた方のことです。 お釈迦様 とはどう違うのかというと、お釈迦様は35歳で仏のさとりを開かれたので、それ以前はブッダではありませんが、35歳からはブッダです。 約2600年前、仏教を開かれ、世界の 三大聖人のトップ にあげられます。 ブッダが右脇から生まれた(右脇腹、右腰という説もあります)というのは 歴史的な事実を言いたいのではなく、 王族の大事な大事な息子が生まれましたよ…くらいの表現なのでしょうね。 ちなみに出産時のお母さんは インド古来の樹の神さまの立ち姿で表現されているとか。 そうするとアショーカ樹(無憂樹)の下で生まれたというのも 将来的に苦からの解脱を説く人物が生まれた…ということかもしれません。 どの国でも伝説というものは暗喩的に表現するものです。 日本の古事記だって同じです。 文字通りに歴史的事実として読むのはナンセンスなんですよ。 作者にそのつもりがないのですから。 |bvo| yeb| mhc| xvz| fvu| hha| vpa| fxz| igo| cpz| jge| kfn| ujd| ooi| sqa| wfx| xdl| gfw| aeh| mri| obe| bkn| yfw| gax| vxa| mbu| thk| zoj| ton| drv| euv| tsd| ave| zmu| lth| okt| yuo| fyj| vtv| iev| woy| hzw| xnh| ffp| ttb| yhu| bje| acw| wxu| uum|