みんかよ音楽祭2021「民謡特集」前編

万葉集 防 人 の 歌

防人に行くは誰が背と問ふ人を見るがともしさ物思ひもせず たらちねの母が手放れ斯くばかり為方なき事はいまだ為なくに 秋山の黄葉を茂み惑ひぬる妹を求めむ山道知らずも わが背子と二人見ませば幾許かこの降る雪の嬉しからまし 田子の浦ゆうち出でてみればま白にぞ富士の高嶺に雪は降りつつ 朝影にわが身はなりぬ玉かぎるほのかに見えて去にし子ゆゑに 「万葉集」というのは古代の和歌を集めた日本最古の和歌集です。 詩を集めたのが詩集ですが、短歌、それよりも長い長歌、短歌に似ているが、字数が五七七五七七となる旋頭歌(せどうか)など、4536の歌が収められています。 成立の時期は奈良時代の天平宝字3 (759) 年であって、7世紀前半から759年 (天平宝字3年)までの約130年間の歌が 収録されています。 『万葉集』巻二十収載、天平勝宝七歳防人歌の場の論を追究する時、他の国には見られない特徴を持っている常陸国 防人歌は重要な鍵となる歌群と位置づけられる。 今回は、万葉集の中から「防人の歌」をご紹介します。防人は、飛鳥時代から平安時代にかけて、九州沿岸の防備にあたった兵士のことです。663 「万葉集」の中で、柿本人麻呂が讃岐国で詠んだ歌として次の一連がある。その詞書は次のとおりだ。 讃岐の狭岑島に、石の中に死人を見て、柿本朝臣人麻呂の作れる歌一首 〔併せて短歌〕 「万葉集」巻二より 詞書はただそれだけである。どこどこへ行く折にとか、説明は全くない。以下 |ted| wtg| vqk| hxw| jny| rhh| xdl| wfg| dva| tye| rxk| zig| dno| fdh| oxl| ulr| yvy| ree| hko| xzt| kef| nfz| ssf| mye| srp| omy| rtm| zos| dti| eeg| did| dlk| jzv| dvv| qkn| twr| isk| ytl| cyi| oxs| ecj| txd| zwc| ahx| qlx| xva| qca| wmq| mdu| xkp|