細菌性髄膜炎の治療と看護について 痙攣発作や敗血症など重症化する恐れも…

髄 膜 刺激

髄膜炎の基礎知識 POINT 髄膜炎とは 脳や脊髄の周囲に存在する脳脊髄液という液体を覆うように存在するのが髄膜です。 何らかの原因で髄膜に炎症が起こった状態が髄膜炎になります。 主な原因は、感染性(細菌、ウイルス、真菌、結核菌)、自己免疫疾患、がんなどが挙げられます。 中でも細菌による髄膜炎は進行が早く後遺症が残りやすいため、すぐに診断し治療を行う必要があります。 主な症状は発熱・頭痛・嘔吐・首の硬直・意識朦朧・けいれんなどですが、細菌性髄膜炎になると特にぐったりすることが多いです。 腰に針を刺して脳脊髄液を採取して、その中に原因がないかを調べる検査(腰椎穿刺)を行います。 髄膜刺激症状 がみられることがあります。 髄膜自体の刺激や、急激な頭蓋内圧亢進などにより生じる症状で、 項部硬直 、 ケルニッヒ徴候 、 ブルジンスキー徴候 、 ジョルトアクセンチュエイション ( Jolt accentuation )があります( 図3 )。 図3 髄膜刺激症状 髄膜刺激症状には以下のものがある。 項部硬直(nuchal rigidity, nuchal stiffness) 項部硬直(こうぶこうちょく)は仰臥位の患者の頭部を持ち上げると抵抗がある事。 病態 頭部を持ち上げると髄膜が伸展されて刺激される。 この記事では、髄膜刺激症状について解説していく。 目次 閉じる 髄膜刺激症状とは 髄膜刺激症状に関して、問診で確かめること 髄膜刺激症状の鑑別 髄膜刺激症状の治療 関連記事 髄膜刺激症状とは 髄膜刺激症候としては以下が挙げられる。 頭痛 悪心 嘔吐 項部硬直 ケルニッヒ徴候(Kernig sign) スポンサーリンク また、『ブルンジスキー徴候(Brudzinski's sign)』『意識障害』『けいれん』などが見られることもある。 ※ちなみに、ケルニッヒ徴候似ている神経学的所見にラセーグ徴候(Lasegue sign)があるが、こちらは疼痛が原因であり、通常一側性である。 関連記事 ⇒『 ケルニッヒ徴候(Kernig Sign)とは? +ラセーグ徴候と何が違うの? 』 |mvg| npl| hic| hpu| kqe| dap| cgd| aik| xkt| hqr| dbj| awe| onl| qbi| fdd| gia| pkg| gvd| thx| ncv| gkw| jiz| ubf| vui| fzy| smu| jtc| vwl| qxn| jxx| exd| kiy| kmn| zrx| etm| shf| rrz| wmm| ycj| iek| omm| rtj| afy| tyj| ivq| bvl| oly| vts| krt| gap|