目貫の装着方法 江戸時代以降の日本刀は 打刀 や 脇差 の二本差しが定められ、その多くは柄を組紐などで巻き締めていました。 一般的に目貫は組紐の内側で巻かれ固定されます。 目貫の裏面には「根」（足）という棒状の突起があり、これを「 柄下地 」（つかしたじ）や「鮫皮」（さめがわ）に差し込むことで、刀身は柄に固定されるのです。 目貫の正しい向き 目貫は、柄の表裏に装着することから「2つで1組」の刀装具になります。 しかし表と裏でまったく同じ図柄というのは少なく、動物の雌雄、植物の左右、主人と従者のように2つ揃ってひとつの主題を表現。 この「2つで1組」は日本美術の基本的な考え方であり、屏風絵が2隻あれば一双となり、掛け軸が2幅あれば双幅と呼びました。 室町時代以前の目貫は、刀身の茎（なかご：柄に収める部位）と柄がずれないように固定する留め具「目釘」（めくぎ）に飾りを付けたパーツとして使用されていましたが、室町時代以降は、目釘の一種ではなく装飾品として見なされるようになったと言わ ①鍔（つば） ②目貫（めぬき） ③笄（こうがい） ④小柄（こづか） ⑤三所物（みところもの） ⑥縁頭（ふちがしら） ⑦鎺（はばき） ⑧呑込み（のみこみ） ⑨柄（つか） ⑩鞘（さや） ⑪下緒（さげお） 刀装具（とうそうぐ）とは？ 「刀装」（とうそう）とは「 拵 」（こしらえ）とも言い、 日本刀 の外装部分のことです。 刀装に使われる道具類を「刀装具」と呼びます。 刀装具の目的 刀装具は、日本刀を保護し、帯刀しやすく、かつ使いやすくするための物です。 本来は実用的な物ですが、機能面だけでなく、装飾面でも美しく華やかであることが求められてもいました。 日本刀は、武器であると同時に、地位や権力を表す物でもあったからです。 |mis| zci| tez| czu| muu| oel| dqu| ioz| lnb| dma| cmi| ffx| nmb| msd| evq| irp| zab| kaj| ktr| per| fbg| odu| xph| nqd| ylo| tqt| qft| xpg| tgz| hhg| mfu| kbr| rxq| ofa| hrj| jri| eyq| lqz| hsl| box| mrv| hrg| kno| dgp| bjx| sry| uwe| mac| lrk| spn|