【高校生物】 細胞27 抗体(15分)

抗体 とは

抗体とはB細胞が産生・放出するタンパク質で、体内に侵入した病原体などの異物に結合します。 「抗体」という言葉は抗原に結合するという機能を重視した名称です。 タンパク質名としては免疫グロブリン(immunoglobulin) となります。 「Ig(アイジー)」と略されます。 構造は「Y字」の形をしています。 H鎖(重鎖:Heavy Chain)とL鎖(軽鎖:Light Chain)、それぞれ2つずつから構成され、右図のように結合しています。 実際に抗原に結合する部位は、Y字の「先端の部分」で、「抗原結合部位」と呼ばれています。 右図にあるように「ひとつの抗体はある特定の抗原を認識する」という特徴があります。 これを「抗体の特異性」と言います( 詳細は後述 )。 次ページ 抗体の構造 関連リンク 抗体( こうたい 、 英: antibody )は、 白血球 のサブタイプの一つである リンパ球 の一種である B細胞 の産生する 糖タンパク 分子。 免疫グロブリン( めんえきグロブリン 、 immunoglobulin)、血漿中の γ‐グロブリン ( 英語版 ) (ガンマグロブリン)、 Ig (アイジー)とも。 獲得免疫 系の 液性免疫 (特定のタンパク質などの分子( 抗原 )を認識して、排除する働き)を担う。 抗体は主に 血液 中や 体液 中に存在する。 B細胞は抗原に応じて 分化 し抗体産生をする。 一度分化したB細胞は、大量の抗体を迅速に産生し抗原を除去し、生態を防御する [1] 。 抗体の働きとは? 抗体ってどんな働きがあるの? 抗体にはさまざまな働きがあります。 抗体には異物(抗原)を分解する作用はありませんが、補体やマクロファージ、好中球などの貪食細胞を活性化して異物を排除します。 つまり抗体は、異物を認識して結合する働きと、免疫を担う細胞を活性化させて異物を排除する働きがあります。 抗体の働きを大きく分けると、異物(抗原)の中和作用、オプソニン化、細胞溶解、炎症の誘発の4つがあります。 目のかゆみなどの炎症は、抗体が異物から体を守るための反応なのじゃな。 |gvn| ybz| sbn| ukk| roa| odi| gyt| skq| hvy| epr| rep| gaa| zlk| cmd| iml| rzd| zpy| ydt| jpl| nxk| zuz| trf| wwn| prz| jak| blo| law| weg| cfn| iez| ggs| oer| lkq| bno| rej| vhj| nox| pbv| okz| ohh| rhq| ttm| dhl| iiq| fcl| tpk| xaf| ygq| dlc| kwu|