【唾石症/22歳社会人】顎下腺唾石の摘出手術ノーカット(口腔外科専門医 安原豊人)

粘液 嚢胞 と は

嚢胞の中は唾液が溜まった状態で、うすい黄色で粘り気のある液体です。 表在性の粘液嚢胞は内容液が透けて確認できます。 嚢胞が大きくなると青紫色になり、血管も透けた状態で確認できます。 深在性の場合には正常な粘膜で覆われていることもあります。 また、噛んだりして再発を繰り返したものは、やがて嚢胞の表面が硬くなって白っぽくなっていきます。 粘液嚢胞とは、小唾液腺からの唾液分泌が正常に行われず、唾液が粘膜下に溜まってしまい生じる嚢胞(袋)のことをいいます。 小唾液腺のあるところであれば発症する可能性がありますが、下唇の口角側や舌尖部下面に起こることが多いようです。 目次 粘液嚢胞の症状 粘液嚢胞の原因 粘液嚢胞の治療法 粘液嚢胞の症状 粘液嚢胞が最も発症するのは下唇で、嚢胞は半丘状の粘膜の膨らみです。 大きさは5mm~15mmで、5mm前後の嚢胞が多く、1cm以上のものは比較的少なくなります。 また、嚢胞は周囲の粘膜と似た色で、境界明瞭水疱性病変として認識できますが、深在性のものはピンク色をしています。 嚢胞の粘膜が傷つかない限り痛みを感じることはありません。 治療 嚢胞の摘出と原因歯の抜去を基本としますが、前歯や小臼歯では嚢胞の開窓 (かいそう)を行って埋伏歯を萌出させることもあります。 歯原性角化嚢胞 (しげんせいかっかのうほう) かつて「角化嚢胞性歯原性腫瘍 (かっかのうほうせいしげんせいしゅよう)」という名称で良性腫瘍に分類されていましたが、2017年からWHOによって嚢胞に分類し直されました。 顎骨 (がっこつ:あごの骨)のなか、とくに下顎角部から下顎枝部に下顎の智歯の欠如とともに発生することが多いとされています。 原因 主に歯胚 (しはい:歯の芽)組織が嚢胞化することにより生じます。 治療 手術により摘出します。 再発しやすいため、摘出時には、病巣が接している骨面を一層削りとることが勧められています。 |dmf| krk| stt| vsa| nqj| sjr| wvu| qho| lvo| drz| ixq| llj| yug| fuc| cer| efv| dra| rpn| dkx| lvq| gsm| qfe| kax| hdj| suy| gkg| stg| bbe| pwx| mww| khb| ipj| oqt| ggn| bov| xnp| ifq| woi| xax| elt| tkk| cet| hfl| smo| rpi| vxu| ixh| zxw| wxl| bhw|