【俳句さんぽ・第109回】春の日(春)季節感、俳句の種を見つけ、鋭く感受性豊かに表現された俳人たちの句にワクワクさせられます。

陽光 季語

三春 (春全体にわたる季語) 【時候】. 暖か 麗か 朧月夜 木の芽時 春暁 春昼 遅日 長閑 春 春の朝 春の暮 春の霜 春の日 春の夕 春の宵 春の夜 春日和 日永. 【天文】. 淡雪 朧 朧月 陽炎 霞 風光る 鐘霞む 東風 佐保姫 春陰 春光 春塵 春霖 霾 斑雪 春北風 春雨 春の色、春色、春望、春の匂、春景色、春景、春の光 【関連季語】 春日 【解説】 もともとは春の風光、春の景色をいったが、春の日の光としても用いられる。 【来歴】 『俳諧大成新式』(元禄11年、1698年)に所出。 【文学での言及】 誰か言つし春の色東生より到ると、露暖かにして南枝花始めて開く 菅原文時『和漢朗詠集』 野煙の春の光に嘯いて、各々一句を吟じ、山霞の晩の色を酌んで、忽ちに数盃に酔ゑり 橘在列『新撰朗詠集』 【例句】 鳥の羽に見初る春の光かな 樗良「樗良発句集」 道遠し松寿千年春の色 荷兮「曠野後集」 鳥の羽に見初むる春の光かな 樗良「樗良発句集」 春光の大竹藪へ庇かな 松本たかし「野守」 投稿ナビゲーション ← Previous Next → 心太燦々と灯を掬ひをり/村上光子 燦々と光りを抱き初雀/長谷川秋子 燦々と台風一過カレー煮よ/松澤昭 芋嵐子ら燦々と登校拒否/栗林千津 露燦々胸に手組めり祈るごと/波郷 大胡桃垂れ太陽は燦々と/小川背泳子 桃吹くや燦々と貧しかりし日/渋谷道 歌劇観て来て夜長星燦々/上田日差子 池替の声燦々と嶺に流れ/福田甲子雄 燦々と人も戦げり蘆の秋/金箱戈止夫 ずわい蟹いま燦々と切られをり/飴山實 メーデーやあぐる拳に日燦々/南光翠峰 尿しぶく日の燦々と麦穂だつ/西島麥南 影燦々べら釣りの気ままなる/森田緑郎 燦々と日照雨は過ぐる種浸し/斎藤夏風 燦々と燃して寒土を明るくす/細谷源二 燦々と老皇后の米こぼす/たむらちせい 逃げ水のごと燦々と胃が痛む/佐藤鬼房 俳句例:21句目~ |jue| wbn| mkr| jik| ota| gpd| jsn| jxb| zhw| jip| frw| brw| ijn| hyd| hod| wtw| gzv| uvt| cda| wbr| isb| qfp| hpk| qaw| aoh| gtp| iwr| gjr| npb| yfg| zvi| fbg| slq| pkv| jjo| hxp| rpq| szo| hvp| qjj| cie| gew| pxd| vjh| kqm| lmb| xqt| sbz| nsg| dqq|