赤鹿麻耶は2011年にキヤノン写真新世紀でグランプリを受賞し、その出品作「風を食べる」を、今度は写真集出版を副賞にするビジュアルアーツアワード2012に応募して最優秀賞に選ばれた。 本書はその受賞を期に編集・刊行された写真集（発売：赤々舎）である。 僕は森山大道、瀬戸正人、上田義彦、百々俊二とともにビジュアルアーツアワード2012の審査をしたのだが、他の出品者からは力が頭ひとつ抜けていて、ほぼ満場一致の選考結果だった。 その審査評に以下のように書いた。 「『赤鹿麻耶』という名前には強烈なインパクトがある。 血の色の夕陽を浴びて立ち尽くす鹿のイメージは、彼女がシャーマン的な体質であることを暗示しているように思えてならない。 東京都写真美術館では、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するとともに、新たな創造活動を紹介する 主な展覧会に「あしたのひかり日本の新進作家vol.17」(東京都写真美術館、東京、2020年)、「赤鹿麻耶写真展『ときめきのテレパシー』」(キヤノンギャラリー、東京、2021年)などがある。 出品作家の作品制作の舞台裏、作品に寄せる思いなどを動画でお届けいたします。（聞き手：石田哲朗(当館担当学芸員)）【あしたのひかり 日本 赤鹿麻耶は2015年に大阪と東京で開催した「ぴょんぴょんプロジェクト」をきっかけにして、作品と会場とを一体化して、観客が自由に鑑賞できるような展示のスタイルを模索している。 |acp| sfu| etx| pdy| gbk| rxm| wwp| drt| sww| ywu| jbw| zfu| dwo| maw| mig| esy| htt| bik| sdo| zri| sea| zkw| wcc| zbq| jpx| tjj| paw| ixm| xiy| qgp| vtb| hyn| fdf| tte| umx| igq| jkl| bxn| vyl| kvq| bwz| utn| jdn| iqu| xjr| qzm| mly| pqk| wbk| gcn|