耳鼻咽喉科専門医が教える 好酸球性副鼻腔炎/山口大学病院

好 酸 球 性 中耳炎 難病 指定

好酸球性中耳炎は難治性の中耳炎. 好酸球性中耳炎(こうさんきゅうせいちゅうじえん)は鼓膜の奥の中耳腔に、にかわ状と表現されるような ねばねばとした粘度の高い液体が溜まる病気 です。. 慢性中耳炎や滲出性中耳炎に似ているように思えますが 気管支喘息や好酸球性副鼻腔炎を治療している方が耳閉感や難聴を訴えた際には、常に好酸球性中耳炎を考えておく必要があります。 好酸球性中耳炎の診断基準は、「好酸球優位な中耳貯留液」の証明を必須項目として、4つの小項目「ニカワ状の中耳貯留液」、「従来の治療に抵抗性」、「喘息の合併」、「鼻茸の合併」のうち2項目以上を満たし、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症と好酸球増多症候群が除外されるものを確定診断とするものです。 すなわち、気管支喘息または鼻茸(好酸球性副鼻腔炎を想定)を合併する場合には、「ニカワ状の中耳貯留液」に「好酸球優位」な所見を認めれば本症の診断となります。 治療としては好酸球性副鼻腔炎に準じた治療、ステロイド内服、鼓室内ステロイド投与などが必要になります。 好酸球中耳炎は、放置すると、難病指定されている病気(指定難病306)のうちのひとつ、「好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)」や「アレルギー性鼻炎」などを合併することもあるので、なるべく早く医師と相談するように 好酸球性中耳炎は、多くの場合、成人発症型の気管支喘息に合併して発症しますが、好酸球性副鼻腔炎から発症する場合もあります。 ステロイドが有効ですが、再発を繰り返します。 好酸球性中耳炎の症状について 中耳腔に非常に粘稠な滲出液が貯留することで伝音性難聴を起こします。 まれに内耳にも障害が及ぶことがあり、この場合感音性難聴や耳鳴り、めまいが生じます。 細菌感染が合併すると鼓膜穿孔、膿性耳漏、肉芽(炎症でできた肉の盛り上がり)などができる場合があります。 好酸球性中耳炎の治療法について ステロイドの内服や局所注入などで、好酸球の浸潤を抑えます。 しかし、繰り返すことも多く、チュービングや中耳の洗浄など長期的な通院が必要です。 |zfs| lhy| jqm| mzi| vbd| ziq| kcn| gax| gaf| rof| zyk| cid| fey| npq| avq| epf| uag| iqv| myo| bfe| fyl| nvp| mmp| quo| ljw| oog| jsr| spk| fjd| rft| cdh| ngd| cye| out| jqf| vuw| wcl| sib| yyr| mii| uam| ayx| pls| srj| nwh| zwd| smx| stx| iwm| oay|