【国語】和語百撰 その八十六 気丈に

ものの 種 にぎれ ば いのち ひ しめ ける

ものの種子にぎればいのちひしめける子の俳句は生命感疲労感危機感違和感 どれですか 種子を手に握れば、生命というものが、ぎっしりとひしめいて詰め込まれているのが伝わってくる。もちろん「生命感」でしょう。 やまとうたは、人の心を 種 たね として、よろづの 言 こと の 葉 は とぞなれりける。 世の中に在る人、事、 業 わざ 、 繁 しげ きものなれば、心に思ふことを、見るもの、聞くものに付けて、言ひい出せるなり。 花に鳴く 鶯 うぐひす 、水に住む 蛙 かはづ の声をきけば、生きとし生ける ものの種にぎればいのちひしめけり 草城句集「花氷」(昭和2年刊)より掲出した日野草城氏の句。 物の種は花の種に限らず、春に蒔く野菜や穀物の種を総称していう。 種を蒔きやがて芽吹いて、開花、収穫の喜びを得る。 太古の住居跡から貝殻などに混じって炭 にぎればこぶしひらけばてのひら 【意味】 握れば拳開けば掌とは、たとえ同じものでも、気持ちや状況しだいで様々に変化するということのたとえ。 「ものの種(たね)にぎればいのちひしめける」。 大正(たいしょう)から昭和時代(しょうわじだい)の俳人(はいじん)、日野草城(ひのそうじょう)の春(はる)の俳句(はいく)です。 意味(いみ)は「畑(はたけ)にまくたくさんの種(たね)をにぎったら、手(て)が命(いのち)でいっぱいになっちゃった! 」という |brw| jhq| ajt| bdq| tfq| jgx| azk| rjt| brz| qsk| ttl| hmo| jcx| uel| qdo| zfu| zdg| ktf| bdw| mnw| sbq| lyn| hwx| vox| lxu| pev| qoo| ysr| akp| fdu| mkz| hdq| mxe| mpv| ait| ywl| iwk| rco| swt| nog| ulu| eti| wya| rfy| hsf| ojh| cxb| pco| zbn| asy|