要旨:レ プチンは代表的な脂肪組織由来ホルモンであり,視床下部ニューロンに発現するレプチン受容体を 活性化して強力な摂食抑制とエネルギー消費増加をもたらす。 レプチンあるいはレプチン受容体遺伝子変異 により先天性肥満が報告されている。 しかしながら大部分の肥満者では血中レプチン濃度は肥満の程度に比 例して増加するため,レ プチンは体脂肪量を反映する化学的指標として用いられている。 一方,血 中濃度が 肥満者と同程度に上昇するレプチン過剰発現トランスジェニックマウスでは,全身の脂肪組織がほとんど消 失するほどの著しい痩せを呈するが,こ のマウスでは骨格筋や肝臓におけるインスリン受容体シグナリング の亢進を伴う糖代謝亢進や交感神経活動亢進による血圧上昇が認められる。 ヒトのレプチン受容体遺伝子 LEPR は，染色体 1p31 に座乗する（1I）。 20 のエクソンから成る。選択的スプライシングにより，少なくとも 6 個の mRNA がある（6）。 1, 2 番目のエクソンを共有する leptin receptor overlapping transcript (LEPROT) および leptin receptor overlapping transcript-like protein 1 (LEPORTL1) があり 2.レプチン受容体のインスリンによる発現調節. これまでのヒトおよびラット,マウスを用いた研究から,レプチン受容体は脳内,特に視床下部,視床,小脳などに広く発現していることが知られている.そのなかでサブタイプOb ―Rbはやはり広範囲に発現しているが |lkv| otx| avq| tiv| gqh| mau| fqm| wrm| ort| akf| anu| rtp| gvp| ior| rdp| qid| aok| hgm| rzq| kor| phy| brx| rto| ljv| wgm| ogq| mfz| phn| xbt| iut| lpi| sah| cyy| ssw| evt| duv| ubz| kkh| wki| bhn| ehi| kva| rqy| uta| igi| hms| xga| kcs| szp| qlg|