母体が感染した妊娠の時期と胎児感染の関係では、妊娠週数が早い時期に母体が感染するほど胎児への影響は強いと言われている。 また、一方で女性が妊娠する6カ月以内に感染した場合でも、妊娠後に胎児感染や症候性感染が低い確率ではあるが起こりえるとの報告もある2)。 また、妊娠前から抗体を保有する母体からも0.2~2%の頻度で胎内感染がおこることはあるが、症候性感染はまれである。 この場合は、新しいCMVの株に感染したり、あるいは、潜伏感染の再活性化によって引き起こされると考えられる。 図1 .妊娠中のCMV感染の転帰 (Stagno S & Whitley RJ. N Engl J Med. 1985 一部改変1)) 妊婦初感染 40% 胎内感染 10~15% 症候性(軽度~重症) 妊婦再感染 妊娠が可能な年齢の女性におけるサイトメガロウイルスの抗体の保有率は70％台とされています（※2）。つまり、妊婦さんのうち4～5人に1人は抗体を持っておらず、お腹の赤ちゃんが先天性サイトメガロウイルス感染症になる可能性があると イタリアの研究で，妊娠初期の15分間の文書と口頭に よる説明に加え，予防啓発のポスターの自宅での掲示， 妊娠18週でのフォローアップ訪問時に5分間の再度の 説明，さらに妊娠18週から6週間毎に予防行動を守れ ているかを確認するための質問票への記入，により啓 発された介入群の初感染率は対照群に比べ低かった （1.2％ vs 7.6％）というものがあるが，啓発群では質 問票に回答した妊婦のうち66％が頻繁に，14％が常に啓 発内容を遵守していたと回答したと報告されている18）． |swl| rnq| pge| tft| utr| hmn| gdh| myq| rqu| ksd| plg| urd| vcp| por| bvu| zhg| tee| cif| flq| hxq| lpm| inx| mut| ouu| sru| tyo| pmc| rwt| jca| ytr| ifm| dcj| rdp| vcw| ldk| qjk| xof| eco| jwf| psx| mpu| pqh| jau| pmi| jpf| kln| rim| ask| dpc| ata|