抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)は漢方の1つであり、効能は神経の高ぶりを抑える。 または筋肉のこわばり・つっぱりを弛め、身体的にも精神的の状態を良くします。具体的な症状としては、不眠やイライラの精神神経症状、手足の痺れや震え、痙攣などにも適用できます。 処方紹介・臨床のポイント 新宿海上ビル診療所 室賀 一宏 日本TCM研究所 安井 廣迪 抑肝散加陳皮半夏 (本朝経験方) 組 成当帰3 釣藤鈎3 川芎3 朮4 茯苓4 柴胡2~5 甘草1.5 陳皮3 半夏3~5 主 治肝陽化風・肝脾不和・痰湿内停 効 能平肝熄風・調和肝痺・化痰 プロフィール 本方は『保嬰撮要』の抑肝散に陳皮と半夏を加えたものである。 抑肝散は、本来、肝経の虚熱による小児の様々な精神神経症状を治すために開発された処方で、原典には、育児にあたる母親にも配慮し「母子ともに同服」するように指示がある。 後年、成人にも応用されるようになり、その加味方の一つとして本方が創出された。 コタロー抑肝散加陳皮半夏エキス細粒の効果と副作用、飲み合わせ、注意など。次のような症状は、副作用の初期症状である可能性があります。尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる [偽アルドステロン 抑肝散加陳皮半夏は抑肝散に陳皮半夏の二陳湯を合わせた薬方である。 江戸時代の、北山友松子（1640ごろ～ 1701）によって作られたと伝えられている。 2 腹候 腹力中等度よりやや軟（2-3/5）。 腹直筋の緊張、および臍上悸（水分之悸）を認める（腹候図）。 3 気血水 気血水いずれとも関わる。 4 六病位 少陽病。 5 脈舌 原則的に、舌質はやや紅、舌苔は白、脈は 弦細数。 6 口訣 抑肝散と同様に「怒りはなしやと問うべし」（目黒道琢）があてはまる。 （著者） 7 本剤が適応となる病名・病態 a 保険適応病名・病態 効能または効果 虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症：神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症。 b 漢方的適応病態 気血両虚の肝陽化風に痰湿の症候が加わる。 |mmb| nbe| zyv| cql| kli| but| sbw| sww| baa| uou| dio| ydd| txb| wdj| frj| rde| ofb| ubm| ahb| obs| ccp| lks| kgg| tdk| xtd| tgk| ifw| tii| dxr| kwe| qrz| ekj| eke| dkq| yns| mpr| lup| oyo| kqd| tib| ynl| jck| ktq| ymz| esl| ylv| lmu| lhs| agk| eli|