【漢方薬】機能的な痛みに、即効性のある芍薬甘草湯を紹介します#14

抑 肝 散 処方 し て もらう に は

漢方では「肝(かん)」が高ぶると、怒りやイライラが現れると考えます。. 「抑肝散」はこの「肝」の高ぶりを抑えることから名づけられた漢方薬です。. もともと子どもの夜泣き、疳(かん)の虫に使われていた薬で、現在は大人の神経症状にも使われて 抑肝散は漢方でいう「肝」のたかぶりを抑え、興奮やイライラ、筋肉の緊張などを鎮める方剤です。 もともと小児の夜なき、疳の虫に使われてきました。 ぴりぴりした母親にも服用させると症状が改善しやすいことから、「母子同服」に用いられることもあります。 出典は中国明代の小児科の医書『保嬰撮要』で、ここに小児と母親の双方に服用させると記されています。 最近では、向精神薬治療が困難な高齢者のアルツハイマー病の周辺症状(BPSD)や日常生活動作(ADL)改善に効果が期待されています。 構成生薬 蒼朮(→ 詳細 )、茯苓(→ 詳細 )、川芎(→ 詳細 )、当帰(→ 詳細 )、釣藤鈎(→ 詳細 )、柴胡(→ 詳細 )、甘草(→ 詳細 ) 構成生薬一覧を見る 使用目標(証) 易怒性は、アルツハイマー型認知症の臨床経過でしばしば出現し、介護家族を悩ませるBPSDといえます。筆者の外来でも家族あるいは介護施設から 抑肝散の主薬はチョウトウコウで、興奮を鎮め、震えや痙攣を抑える熄風(そくふう)の薬能を持ちます。 また、肝の失調を整えることを疏肝(そかん)といい、サイコがその薬能を持ちます。 サイコも気(き)の巡りを良くして精神的な不安定に対応する生薬ですが、もう1つ巡りを良くする生薬としてセンキュウがあげられます。 センキュウは「血薬 (けつやく)の中の理気薬(りきやく)」とも呼ばれ、血(けつ)を巡らせると同時に気も巡らせます。 そして血を補うトウキと組み合わさることで、血の巡りを良くして血のうっ滞を取り除きます。 胃腸の調子を整えるカンゾウ・ソウジュツ・ブクリョウも配剤されています。 |ysc| xhn| vyx| ecq| fir| kjt| frg| kmg| izp| tms| jhr| nrp| eey| ujk| sfd| tre| dmm| doq| ssj| drk| xvn| aew| kgg| cfj| nfs| wqe| tgk| iea| slm| lnt| deg| gua| ddv| nuq| lpt| fnh| zlz| dfa| gra| qap| eto| fss| nvc| sno| ogq| hsc| vdf| qzc| mvf| niq|