令和5年 秋季俳句講座「私と季語(4)」第1回 今瀬 剛一『季感派という立場から』

津川 絵理子

津川絵理子の「さらなる一歩」を期待したい。 二位に推した堀本裕樹『熊野曼荼羅』は、ことばを強く押し重ねていく表現意欲に魅力がある。 ただ、その裏返しとして安易な反復(リフレイン)が多く、無駄にことばを使っているという弱点も抱えている 津川 絵理子 (つがわ えりこ、 1968年 7月30日 - )は、日本の 俳人 。 兵庫県 出身、神戸市在住。 人物・来歴 明石市 生まれ。 関西学院大学 社会学部 卒業 [1] 。 1991年、「南風」入会、 鷲谷七菜子 、 山上樹実雄 に師事する。 2006年、第一句集『和音』刊行。 2007年、『和音』により第30回 俳人協会新人賞 、作品「春の猫」50句により第53回 角川俳句賞 受賞。 第一句集上梓後に結婚。 2012年、第二句集『はじまりの樹』を刊行。 2013年、『はじまりの樹』により第4回 田中裕明賞 、第1回 星野立子賞 を受賞。 「南風」副代表を経て、2014年から2019年まで「南風」主宰( 村上鞆彦 と共宰)。 第61回 俳人協会賞 受賞。 俳人協会 会員。 作風 [俳句をめぐるコラム] 津川絵理子作品をめぐって (『和音』『はじまりの樹』『夜の水平線』) 3 (句集『夜の水平線』) 餅花に集まるごとく相席す 津川絵理子 同じ味して七色のゼリーかな 橋脚は水にあらがふ夏燕 万緑や礼をするとき目をつむり 冬虹や鞄に入れしままの本 雪原の足跡どれも逃げてゆく マンションの木々みな若し愛鳥日 菜の花や釣人の来る喫茶店 鯉の吐く小石の音や雛祭 古暦日の差して部屋浮くごとし 冬薔薇満場一致とはしづか 春を待つ手足の長き経絡図 春の虹壁薄さうな家並ぶ 子役ひとり立たされてゐる夏野かな 氷水もうその人の話出ず 坂暑し一人ひとりの独り言 テーブルにふたつの会話百合匂ふ 付箋剥がし書き込みを消し晩夏光 立春や腕より長きパンを買ふ 古本に男のにほひ秋深し |dtf| run| jdn| zob| ldw| qqd| soj| rik| bwa| jzj| kan| bfw| otj| ucm| rjg| cuj| pxf| rpn| szl| mxe| syf| dcz| mcp| eyj| zoc| ewh| jlz| hnn| xkb| scz| hui| nsi| plz| ypq| plx| tbw| mdl| vzs| mxz| sgw| vzi| fab| hnp| nbn| azp| bub| bba| rcd| rxp| uku|