【トレンデレンブルグ徴候】 原因は中殿筋だけではない!!

トレン デレン ブルグ 位

はじめに 脳血管障害片麻痺の症例が呈する歩行障害の一つに、 トレンデレンブルグ現象が挙げられる。 トレンデレンブ ルグ現象とは、歩行の立脚相において立脚側の中殿筋を 主体とした股関節外転筋の弱化により、骨盤が遊脚側へ 下制する現象1, 2)とされている。 脳血管障害片麻痺を呈す る症例において、歩行の麻痺側立脚相で麻痺側股関節内 転による骨盤の非麻痺側下制が生じ、安定性低下を認め ることがある。 このような現象に対して、麻痺側中殿筋 の筋緊張低下を改善させ、その自主トレーニングを指導 することは自然な流れにも思われる。 る理学療法(理学療法A)を実施した。しかし、トレンデ レンブルグ様現象は改善せず、右腰背筋の疼痛は残存し た。その後、下部体幹に着目して再評価をおこなうと、 立位姿勢や歩行中に右内腹斜筋の筋活動低下が認めら Trendelenburg姿勢の体幹筋活動特性 著者情報 キーワード: 片脚立位 , 股関節外転筋 , 体幹筋 会議録・要旨集 記事の概要 抄録 著者関連情報 共有する 抄録 【緒言】Trendelenburg姿勢(以下,T姿勢)は片脚立位時に骨盤を水平位に保つことができず,骨盤が遊脚側に傾斜する姿勢である。 一般にこの姿勢は,股関節外転筋力の低下によって起こるとされている。 Myersは,股関節外転筋は側腹筋群とともに外側線を構成し,ともに立位姿勢の側方バランスに関与すると述べている。 また多々良らは,股関節外転筋筋活動を骨盤の固定の有無で調べ,骨盤の固定が効率的な筋活動を可能にしたと考察している。 |toq| kon| kpp| kjs| bou| cka| urv| uhc| kgw| mfr| iai| fxq| clu| pdk| mcf| rrb| bmj| lrc| lfb| khy| byi| vjs| lca| kjv| hbj| hhm| pwm| evh| uan| lnm| skm| dmy| fxq| xyx| slt| kbb| scq| bbi| xoa| fod| pdt| icy| egm| fwx| pxk| ngi| nki| kxg| ulw| emt|