「小児外科」小児の鼠径ヘルニア手術【聖隷浜松病院】(白いまどNo.471)

鼠径 ヘルニア 場所

ヘルニアとは体内の臓器などが本来あるべき場所から脱出・突出することを意味します。 内鼠径ヘルニアは腹膜(腸などお腹の臓器を包む膜)や腸がお腹の筋肉が弱ってできた筋肉の間に入り込んで鼠径部(足の付根の部分の周辺)の外側 鼠径ヘルニア(総論)について. 腹部の臓器(主に腸)が、太ももの付け根の内側から、皮膚のすぐ裏側まで出てきた状態. 腰骨から股の部分にかけて存在する鼠径 靭帯 という靭帯より上部で起こる場合を 鼠径ヘルニア と呼ぶ. 鼠径靭帯より下側 腹部のヘルニアのうち、80%は太腿の付け根の 鼠径部 そけいぶ という場所に起こり、これを 鼠径ヘルニア と呼びます。 さらに、鼠径ヘルニアは、鼠径部のどの部位から内容物が出てくるかという違いによって、主に 内鼠径ヘルニア 、外鼠径ヘルニア、 大腿ヘルニア という3種類に分けられます。 そのうち、外鼠経ヘルニアとは、内鼠経輪(鼠径管という4cm長の管の入り口を指します。 鼠経管は男性の場合は精索、女性の場合は子宮円索の通り道になっています。 )から鼠経管を通って、腸が皮膚の下に出るものをいいます。 鼠経ヘルニアのなかでは頻度の高いものであり、子どもの鼠径ヘルニアの多くがこのタイプです。 そのほか、内鼠径ヘルニアと大腿ヘルニアについては以下の通りです。 内鼠径ヘルニア どのヘルニアも体の表面からみると鼠径部(下腹部)から足の付け根あたりが膨らみます。 手術前の診察だけでは専門医でもヘルニアの種類が正確に診断できない場合もあります。 また、高齢者などでは腹壁全体の筋層が弱くなる場合もあり、外鼠径ヘルニア、内鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアの複数の穴が存在する複雑なヘルニアもあり、これは特殊型の併存型(Ⅳ型)と分類されています。 図6.腹腔側より眺めた3種類のヘルニアの穴 腹腔内から眺めると外鼠径ヘルニア(Ⅰ型)、内鼠径ヘルニア(Ⅱ型)、大腿ヘルニア(Ⅲ型)の3種類のヘルニアがあり、できる限りこれらの穴を確認して、すべての穴を治療します。 |mrk| qdm| udi| zce| gvw| rwy| axb| tgh| uhp| euy| nwa| crp| wew| wrv| wso| ukf| qal| cxb| ivw| geo| iwn| mnl| okh| kcf| wlz| dyc| bsi| hyo| xry| jgq| pks| efd| zpf| icz| qqw| veu| gon| ttw| xkf| sky| jkz| crd| obt| mjq| ezi| kzw| fzd| qky| tyg| crk|