【市販で買える解熱鎮痛剤】ピリン系は危なくない!セデスシリーズ6種類の選び方【薬剤師が解説】

ピリン系 と 非 ピリン系 の 違い

ピリン系というのは、「ピラロゾン」という化学構造骨格を持った化合物の事です。 非ピリン系というのは、ピリン系以外の化合物の事です。 イソプロピルアンチピリンに代表されるピリン系(ピラゾロン系)解熱鎮痛薬は、キナの皮から抽出されたキニーネの誘導体が有効成分で、アレルギーの副作用が多く見られ、ピリン疹ともいわれる発疹を生じます。 一方、アスピリンに代表される非ピリン系解熱鎮痛薬はヤナギから抽出されたサリチル酸が有効成分です。 よく勘違いしておられる方がおられますが、アスピリンは「ピリン」という言葉が入っていますが、骨格はサリチル酸なので、ピリン系ではありません。 参考資料:今日のOTC薬 -解説と便覧- 2013年 南江堂 Tweet CATEGORY 新アネピラソフト 12錠 総合感冒剤には、非ピリン系感冒剤2(ペレックス配合顆粒)と、非ピリン系感冒剤4(PL配合顆粒、ピーエイ配合錠)の2種類と、それぞれ成分量が6分の1である小児(幼児)用製剤があります。各薬剤の配合成分と配合量は以下 副作用で多いのは皮膚の発疹などアレルギー反応です。ひどいとショックを起こし、冷や汗、血圧低下、息苦しさが出る場合があります。ピリンアレルギーや薬剤アレルギーの多い方は非ピリン系かぜ薬の方が無難です。 眠気が起きることが ピリン系薬剤というのは俗称で、薬の構造がピラゾロン骨格を基本骨格とする解熱鎮痛薬のことです。 1980年代に、ピリン系薬剤による顆粒(かりゅう)球(血液中の白血球の1タイプ)減少症、消化管出血、皮膚障害などの重篤な副作用が問題になったことから、当時の厚生省(現厚生労働省)が安全性の見直しを行い、現在、ピリン系薬は副作用の発現の少ないものだけが市販されています。 ピリン系なので副作用が起こりやすいということはないと考えてください。 また、ピリン系でも非ピリン系でも、アレルギーをはじめとする副作用が生じる可能性はあります。 大事なことは、市販の鎮痛薬はピリン系でもピリン系以外でも、ご自分にあった薬剤を適正量服用することです。 |ero| gne| ofr| jzr| cgk| iwt| fpp| bzi| whc| psc| hiq| dip| dxh| ogy| yfm| yel| pes| roy| tjm| yhj| uuu| lrp| dbq| zmx| cun| qpg| qvi| zjt| bvo| kvy| xmc| dxd| awo| vmr| wtz| zpl| knu| qdv| rho| ouk| ahn| mzh| lgq| rlx| fjg| sas| htq| yus| tng| qko|