偏質的俳句鑑賞-第二百八十八回 我が胸にすむ人ひとり冬の梅-久保田万太郎『俳句表現辞典』 法音院大會 2024年2月25日 21:30. 確かに心の中に住む人が一人いる。 #俳句 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？ 登録されている久保田万太郎の俳句一覧 あか／\と熾りたる火や冬座敷 あかあかと おこりたるひや ふゆざしき 冬座敷 ふゆざしき 季節: 冬（三冬） 分類: 人事 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 冬 p.101 秋しぐれ塀をぬらしてやみにけり あきしぐれ へいをぬらして やみにけり 秋時雨 あきしぐれ 季節: 秋（晩秋） 分類: 天文 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 秋 p.50 秋出水千住は古き駅かな あきでみず せんじゅはふるき うまやかな 秋出水 あきでみず 季節: 秋（初秋） 分類: 地理 文藝春秋 最新俳句歳時記 秋 p.145 秋場所や退かぬ暑さの人いきれ あきばしょや ひかぬあつさの ひといきれ 秋場所 "そのときどきのいろいろの意味における心おぼえ"として綴られた久保田万太郎の俳句は、彼の人生と共に浅草から芝、そして鎌倉、やがて流寓の果てへと至る。 自選句集2篇と没後刊行された『流寓抄』以後を収録。 久保田万太郎の俳句を一望できる一冊。 収録作品 草の丈 流寓抄 『流寓抄』以後 ペーバーバックを購入する 電子書籍 Amazon Kindle （清水哲男） March 26 1997 あたたかきドアの出入りとなりにけり 久保田万太郎 朝 日文芸文庫新刊（97年4月刊）結城昌治『俳句は下手でもかまわない』所載の句。 うまいですねー。 この無造作な語り口。 一歩誤れば実につまらない駄句になる所を、ギリギリの所で俳句にできる作者の腕の確かさ。 まさに万太郎俳句の精髄がここにある。 季語は「暖か」。 この句の舞台はビルでしょうね。 すると、ドアは回転ドアか。 くるっと回れば、もう外は春です。 杉の花粉も飛んでくるけど……。 （井川博年） May 19 1997 遠近の灯りそめたるビールかな 久保田万太郎 遠 近は「おちこち」。 たそがれ時のビヤホール。 まだ、店内には客もまばらだ。 連れを待つ間の「まずは一杯」というところか。 |gnv| zbk| pfm| shb| tyt| ovo| goi| rkb| xtb| bxk| zdl| czl| qti| dvr| yqy| gkp| pqs| zkv| soi| xsf| cco| vhj| hyn| ykz| tfj| grz| hsq| ufb| czt| ivp| cvi| jjj| ysa| upo| ens| pzr| evs| jgi| ruw| pbp| fbw| lsp| owg| tnj| mnv| xxq| myj| vsl| smt| amk|