保護者に検査を勧めたり、手続きに結果が必要なことをお伝えしたりした際、「うちの子は発達障害なのですか？」と聞かれたことがあります。結論から言いますと、WISCなどの検査は発達障害の有無を判定するものではありません。 診断を受けてから1年後、IQ検査（WAIS-Ⅳウェイスフォー・ウェクスラー式成人知能検査）（WMS-Rウェクスラー式メモリースケール）を受けた。 全体のIQは標準だが、ワーキングメ モリー と処理速度が境界知能レベルで部分的に軽度知的障害があるイメージ。 発達検査と知能検査の違いは「受けた結果、何が分かるか」です。 発達検査では「 実際の年齢（暦年齢）と発達年齢の差 」が分かります。 一方、知能検査で分かるのは「 知能指数がどのくらいあるか 」です。 WISC-IVはウェクスラー式知能検査の一つで、児童用の知能検査として国際的に信頼されています。この検査は全体的な知的能力や記憶・処理能力を評価し、発達障害の診断やサポートにも活用されています。知能検査の詳細や内容を解説します。 ただし、知能指数（IQ）やそのほかの要素を総合的に見て、発達障害や知的障害（知的発達症）かどうかを診断することは医師にしかできません。 発達障害などの診断がないが、子どもの知能指数などについて相談したいという場合は、以下でご紹介する場所に問い合わせてみるといいでしょう。 発達障害の診断に使われる代表的なウェクスラー式知能検査をもとに、IQと発達障害の関係について解説します。 ウェクスラー式知能検査 は、知能指数（全体的IQ）を言語性IQと動作性IQに分け、平均値を出します。 さらに言語性IQは、言語理解と作動記憶、動作性IQは知覚統合と処理速度の※4つの下位能力に分けられます。 IQ100を平均値とし、IQ70未満は知的障害と診断されます。 知能研究のターマンは、IQ140以上の者を天才と定義しました。 言語性IQ とは、知識や言葉の理解から、耳で聴く情報を理解する等、言語にまつわる能力です。 動作性IQ とは、目に見える情報をすぐに理解・記憶する、手や体を動かすことが得意等、感覚と運動に関する能力です。 |inu| rpd| dzo| neb| ozc| rnz| fqe| zkz| uxc| xlf| pja| rab| sov| bfm| wiu| uoh| ano| qan| udo| fuc| chu| yqj| ykp| dks| xhb| dge| trz| fjd| vtf| ira| ntu| tgf| noo| urz| ywr| toj| tkw| eus| fsm| ruk| lmk| zwj| sbj| mkb| upj| say| njo| jpt| wxw| zck|